外注するといいことばかりのようなご案内になりますが、ここでデメリットについても触れておく必要があります。
1、費用がかかる
外部委託するとなると、その業者に報酬を支払う必要があります。
自社で申請すれば費用は掛かりませんが、外部となるとその分どうしてもコストがかかってきす。 ですがここでお考えください。
上述のように自社の場合は社員がその業務を行いますので一見するとコストがゼロに見えますが、給与という形で目に見えない報酬が支払われます。
仮に、申請手続きにかかる時間が本来業務プラスαである場合、このα時間分が余計にかかる時間になります。これを時給に換算すれば、申請手続きという非定例業務にかかっているコストということになり、外部にかかるコストと同視することができます。
2,社内で人材が育たない
外注するとその業務は社内の業務から丸々抜けることになります。当然、そこに携わる社員はいなくなり、
社内でその許認可に精通した人材は育たなくなります。
社内で担当部署をつくり、この先も対応をして行く場合にはデメリットになりますが、冒頭に触れましたよう
に社内で人材が不足しているような場合には新たに人を投入し、時間をかけて育成するよりも外部へ委託して
すべて任せてしまった方がよい場合もあります。